放射線技師になりたい!と思ったとき
こう思った方もいらっしゃると思います。
そんな方へ向けて今回の記事を書きました。
・診療放射線技師になりたいけどどうやってなればいいのか分からない
・将来の仕事のなりかたの1つとして知りたい方
・医療系の仕事に就きたい方

・診療放射線技師の2年目突入!
・二次救急病院勤務
・約300人が働く中規模病院勤務
診療放射線技師になる方法
まずはこれだけは知ってほしいこと
最初にこれだけは知ってほしいことを下記のリストに載せました
今回は、この要点について記事を書かせていただきました!
お役に立てたら幸いです。
放射線技師になるためのスケジュール
放射線技師は、国家資格ではありますが
実は、独学では放射線技師にはなれません!
- Step1
高校を卒業
- Step2
放射線技師養成校(大学・短大・専門学校)に入学
- Step3
放射線技師養成校を卒業
(国家試験への受験資格を得る) - Step4
国家試験に合格
- Step5
放射線技師の免許を取得
- Step6
就職先へ
上記のリストにもあるように
放射線技師になるためには、放射線技師養成校(大学や短大、専門学校)を卒業しなければなりません。
理由は、受験資格に関する法律(診療放射線技師法)で
文部科学大臣または厚生労働大臣が指定した大学・短大・専門学校などで
3年以上(多くは4年)必要な課程を修了していることが必須と定められているからです。
僕が通っていた専門学校では
僕の代ではありませんでしたが、国家試験の模擬試験を受けさせ
合格点に届かなかった人は、国家試験を受けることができないことがあったようです。
大学と専門学校どっちがいいの?
次は、迷ってしまう大学と専門学校のどちらがいいのかを説明していきます。
・就職の幅が広がる
・より深く知識が学べる
・勉強時間に余裕が持てる
・専門学校より現場デビューが1年遅れる
・学費総額が高くなりやすい
・学費総額が結果的に安い
・3年間で資格が取れる
・色んな年代の人と交流ができる
・勉強に取り組みやすい環境
・勉強時間が常に足りなくなってくる
・大きな病院への就職が難しい(県病院など)
・学士の資格は原則得られない。
ここからは、大学と専門学校について語っていきたいと思います。
勉強時間について
最初は、勉強時間についてです。
勉強時間については、専門学校の方が少ないと思います。
やはり、大学では、学ぶ時間が4年間あると仮定すると
専門学校では、3年間しかないため、授業が急ピッチで進んでいきます。
僕の卒業した専門学校では、忙しい時期になると
実験をしながら、定期テストの勉強をして
国家試験の模擬試験へ向けた勉強をするという状態に追い込まれたりすることがありました…
それじゃあ、大学を選んだ方が良いのかというと
個人的には、人によるという答えしか言えません。
専門学校を選んだ自分は、早く専門資格が欲しかった部分が大きく
他の方よりも、早く現場を経験できるというのは強みかなと思っています。
就職について
就職については、やはり大学を卒業している方が有利です。
大規模病院の就職募集では、大学を卒業している方の募集が多いイメージでした。
かといって、専門学校を卒業しても意味がないのかというと
そうでもなく、普通に専門学校の卒業生の募集もあります。
個人的には、専門学校と大学の卒業は関係ない就職募集の方が多かったです。
学校生活について
学校生活は、大学の方が時間も多くあるため、学校生活を謳歌することができると思います。
専門学校は、1年生の頃はそうでもないですが
2年生からぐんと忙しくなるので、楽しい学校生活を送るのは難しい部分が多いかもしれません。
しかし、放課後も勉強三昧かと言われれば
自分は、友達と遊びに行くこともあったので、息抜きはできます。
自分が今思うと貴重だったなと思うことがあります。
専門学校全般に言えることだとは思うのですが、年齢が年上の方がいたりするので
その方の今までの人生談を聞けたのが貴重だなと感じています。
やはり、自分よりも何年も多く、人生を経験しているため
自分の価値観が変わった話も聞くことがありました。
上記のような経験もすることができるので
自分に合った学校選びを充実させてください。
管理者の考え
ここから先は、ブログ管理者であるはたまいの考えを書いていきます。
僕は、専門学校卒業生ではありますが
専門学校と大学どちらにも良いところがあるため
自分でよく考えて出した答えを大切にしてほしいと思っています。
自分自身は、親の勧めで専門学校に進学したため
後悔することもありました。
しかし、勉強していくうちに、放射線技師の面白い部分や
専門学校で知り合っていた方たちから得た知識や価値観はとても大切だなと感じています。
なので、まずは学校の雰囲気を味わってみてください。
オープンスクールをやっている学校さんが多くあると思うので
ぜひとも自分の行きたい学校を自分の目で見てきてください。
きっと、納得のいく結果が得られると思います。
最後に
ここまで記事を見ていただきありがとうございました!
僕自身も進路選びで悩んだ経験がありますが、結果として放射線技師になれたことは大きな財産だと感じています。
大学にも専門学校にもそれぞれの良さがありますので、まずは実際に学校の雰囲気を体験してみるのがおすすめです。
この記事が、放射線技師を目指すみなさんの一歩を後押しできれば幸いです(*’ω’*)
診療放射線技師を目指す人へのQ&A
Q1. 放射線技師の就職先にはどんなところがありますか?
A. 主に病院・クリニックが中心ですが、健診センター、研究機関、メーカー(医療機器関連)など幅広い進路があります。
地域や施設によって求人数が異なるため、学校選びの段階で情報収集しておくと安心です。
Q2. 国家試験は難しい?合格率はどのくらい?
A. 毎年の合格率は80〜90%程度です(/・ω・)/
学校の学校のカリキュラムや対策講座があるので、しっかり勉強すれば合格を狙えます。